2011年11月26日土曜日

恵比寿たこ公園商店街 クリスマスサンクスフェア「たこフェス2011」

恵比寿たこ公園商店街
クリスマスサンクスフェア
たこフェス2011
■スペシャルイベント開催
[開催日]:12月18日(日)14:00~16:00
[場所]:恵比寿駅前 スカイエビスビル特設ステージ(三菱東京UFJ銀行隣)
大道芸人による出し物や、商店街のメンバーによるクリスマスソング演奏など、楽しいイベントが
盛りだくさん。当日会場に行けばプレゼントがもらえるかも!
・東急スポーツオアシスラフィール恵比寿
(恵比寿駅西口駅前)
都内最大級 炭酸泉付きフィットネスクラブ。タヒチアンダンスと太極拳を披露。

・読売・日本テレビ文化センター恵比寿
(恵比寿駅ビル アトレ7F)
喜怒哀楽を全身で表現する踊りとして世界中で親しまれているフラメンコ。日ごろの成果を熱演します。

・エンタメLIVEバー「スターズ」
(恵比寿駅徒歩5分 明治通り沿い)
スターズのオーナーで、「みんなが笑顔プロジェクト」リーダーのタクちゃん&現役大学院生シンガー稲垣光治の歌!

・恵比寿まちかど音楽隊
プロタップダンサーまーぼう、ギターの安部公紀、ヴァイオリンのおかだまりのトリオ。 恵比寿を中心にイベントやボランティア活動をしている。

・トッチ
アートサーカスグループ「くるくるシルク」のボケ担当。パントマイム、ジャグリング、バルーンアートで、イベントを盛り上げてくれます。

・サザンオザワスターズ
恵比寿に桑田さんがやってくる?!TV「ものまねバトル」にて桑田圭祐さんのものまねでおなじみ!歌声はもちろん、顔までそっくり!


■スクラッチ付き占術デルフィー・オリジナル
「2012幸せを呼ぶキーワードカード」を差し上げます
[実施期間]
12月19日(月)~12月22日(木)
期間中の4日間限定!! このポスターが貼られたお店にて1,000円以上のお会計ごとにもれなく1枚進呈。TVでも紹介された占いのお店デルフィーの占術軍団がこっそり教えちゃう2012年の幸せのキーワードカード。4種類を集めて2012年をHappyに迎えよう。
以下の賞金がその場でもらえるスクラッチくじ付き。
[賞金]
500円×400本
1,000円×50本
5,000円×8本
10,000円×1本

2011年11月25日金曜日

お陰様で60周年を迎えます。恵比寿駅東側99本の街路灯をLED化、12月中旬竣工予定。

恵比寿駅東側の商店街、恵比寿・たこ公園商店街。
犯罪抑止のために街を明るく、きれいにする取り組みを会創設以来続けて、60周年を迎えます。
お客様や渋谷区、東京都のご支援、誠にありがとうございます。
東日本大震災以降、街路灯の半数を間引き消灯し、お足もとが暗い、万一の時に街路が暗いとご指摘いただきました。このたび、私ども商店街の街路灯99基のすべてをLED化し、傘となるケースを一新する工事を11月末より開始、12月中旬には完成し、間引き消灯することなく節電をしたうえで全灯で街を明るくムーディにいたします。
フラッグにはいろいろな思いを込めて「Happy LED」と大きくデザインしたものを用意し取り付けます。
恵比寿で明るく・楽しいTime&Dayをお過ごしいただくために
今年も「たこフェス2011」を開催いたします。
どうぞ、イベント(12/18sun)へ、
500円、1000円、5000円、1万円がその場で当たるスクラッチ付き2012幸せを呼ぶキーワードカードをを4日間限定(12/19mon-/22thurs)ですが加盟店全店で差し上げます。加盟店をご利用くださいませ。


2011年10月28日金曜日

HAPPY Hlloeen in EBISU

10月28日 HAPPY Hlloeen225px-Jack-o'-Lantern_2003-10-31.jpg
今年も恵比寿の街に、仮装した加盟店 こどもみらい塾の子ども達20名と引率の先生3名がやってきました。賑わいと明るさを運んでくれたちびっ子、協力加盟店の皆様、ありがとうございました。見た人は獅子舞じゃないけど,何だか元気がでるねぇとおっしゃっていました。今年の冬もあったかい気持ちのまま過ごせそうです。A・R・I・G・A・T・O・N・E
協力店:Starsさん、アースさん、サンデースポーツさん、占いデルフィーさん、松原歯科医院さん、カットファクトリー、きふねさん、えひすストアの5つのお店、コドブキヤさん、花や睡蓮さん、弁当瀬尾さん、玉川青果さん、遠州屋さん
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2011年8月17日水曜日

スポーツごみ拾い 8月21日開催 1人から参加可、メールエントリーもできます 3.11の大震災に学ぶ地域共助、防災取組、そして東日本大震災復興支援がテーマ


東恵比寿商栄会 ニックネーム たこ公園商店街(渋谷区恵比寿1丁目、広尾1丁目、東3丁目に120のお店が加盟する商店街 ホームページ http://恵比寿たこ公園商店街.net)は8月21日・日曜 第2回スポーツごみ拾い in 恵比寿たこ公園(9時開会式)を開催します。スポーツごみ拾い in 恵比寿たこ公園 は2回目。日本スポーツGOMI拾い連盟が共催。渋谷区が助成。スポーツごみ拾いは今、◎の注目イベント。ごみ拾いを「環境奉仕活動」から、「スポーツ・競技」へ変換することにより、参加者同士が楽しくスポーツとしてごみ拾いを行い、互いに共鳴することで参加者の環境に対する意識を向上させます。スポ育効果が期待できる競技として都内、全国で行われています。

地域の子ども達や保護者、商店街のお客様と商店街の従業員が参加し、5名1組のチーム対抗制、環境を守るために街の清掃活動をタイムトライアルで競う。

収集したゴミの量だけではなく、街のゴミの課題に着目し、無くしたいゴミの種別に配点し、得点も競います。例えば、吸殻が5点、電柱等違法ポスター5点とか高い得点を配点して置きます。参加は事前エントリーをするだけ、参加費無料です。参加賞として全員にあると嬉しい①缶パン(カンパンではなく、ブレッド)②長期保存可能なお水500ml ③リバーシブルアルミブランケットの防災用品3点が貰える。大会Tシャツも。優秀チームには商店会の加盟店から提供されたスポンサー賞が授与されます。

東日本大震災復興支援 届けようスポーツの力を東北へ とのスローガンも掲げて行うイベント。

●参加費無料。但し、商店会のホームページ上で http://恵比寿たこ公園商店街.net/ 5名1組となるチームエントリーを事前に行って下さい。

①メールエントリーもできます。携帯電話等メールでのエントリーはこちら→office@ebisu-takopark.info (メールの方へお願い)以下必須項目の書込みを確認されてから送信して下さい。必須項目/件名に『スポーツごみ拾い参加希望』、内容はチーム名、代表者名(5名未満の場合は人数)、連絡先電話番号

②5名未満、お一人でも参加可能です。8時30分にご集合下さい。STAFFが対応し、その場で5名1組のチームをつくり、チームエントリーさせて頂きます。

●会場(集合・解散)/たこ公園(恵比寿東公園)  

●スケジュール ※雨天実施 

○受付 830分~9時 ※登録チームの15名が揃ろいましたら受付し、人数分の大会Tシャツを受取、着用して下さい  ○開会式 900分~ ○競技時間 915分~10時 ○集合写真撮影 1010分頃 ○参加賞配付 1015分~    ○優秀チーム発表(スポンサー賞受渡し) 1040分予定 ○解散 11時予定  

●エントリーに伴う連絡・同意事項

○〆切/エントリー数多数となり安全な大会運営に支障が生じる場合、受付を締め切る場合があります。

集合/当日8時30分より受付にて大会Tシャツを配布します。9時に開会式がスタートできますよう早めのご集合をお願いします。

〇持参品/タオル、帽子、飲料水軍手、塵取り、ほうき、トングの貸出有り。行渡らない場合があります。出来るだけご持参下さい。
 
街中に広がる競技、参加者の見分け、パトロールの為に、大会Tシャツを着用して頂きます。女性更衣室(テント)を用意しております。

〇熱中症対策/イベント保険を付保し、給水・救急の対応をします。救護医師として加盟店 たからぎ医院医師が本部待機します。

〇取材承諾/当日NHKTV等取材があります。参加者は大会中の肖像権を主催者に付託したものとします。



多くの皆様にご参加いただくことで、恵比寿より元気を発信し、街の美化・防犯抑止活動、そして環境への取組、子ども達への環境教育に努めて参りたいと存じます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

2011年8月8日月曜日

スポーツごみ拾い 8月21日開催 3.11の大震災に学ぶ地域共助、防災取組、そして東日本大震災復興支援がテーマ


東恵比寿商栄会 ニックネーム たこ公園商店街(渋谷区恵比寿1丁目、広尾1丁目、東3丁目に120のお店が加盟する商店街)

8月21日・日曜 JAPAN AID from ebisuと題するイベントを行います。



3.11の大震災に学ぶ地域共助、防災取組、そして東日本大震災復興支援をテーマとした

午前 第2回スポーツごみ拾い in 恵比寿たこ公園

午後 ebisu session (恵比寿セッション)

で構成したリレーイベント。



午前のスポーツごみ拾い in 恵比寿たこ公園 は2回目。日本スポーツGOMI拾い連盟が共催。渋谷区が助成。地域の子ども達や保護者、商店街のお客様と商店街の従業員が参加し、5名1組のチーム対抗制、環境を守るために街の清掃活動をタイムトライアルで競う。

収集したゴミの量だけではなく、街のゴミの課題に着目し、無くしたいゴミの種別に配点し、得点も競います。例えば、吸殻が5点、電柱等違法ポスター5点とか高い得点を配点して置きます。

子ども達には街ごとのゴミの課題を知る『スポ育』にも繋がり、且つ地域共助、そして参加賞として全員にあると嬉しい①缶パン(カンパンではなく、ブレッド)

②長期保存可能なお水500ml ③リバーシブルアルミブランケットの防災用品3点が貰える。大会Tシャツも。優秀チームには商店会の加盟店から提供されたスポンサー賞が授与されます。

東日本大震災復興支援 届けようスポーツの力を東北へ とのスローガンも掲げて行うイベント。

●参加費無料。但し、商店会のホームページ上で http://恵比寿たこ公園商店街.net/ 5名1組となるチームエントリーを事前行って下さい。

●会場(集合・解散)/たこ公園(恵比寿東公園)  

●スケジュール ※雨天実施 

○受付 830分~9時 ※登録チームの15名が揃ろいましたら受付し、人数分の大会Tシャツを受取、着用して下さい  ○開会式 900分~ ○競技時間 915分~10時 ○集合写真撮影 1010分頃 ○参加賞配付 1015分~    ○優秀チーム発表(スポンサー賞受渡し) 1040分予定 ○解散 11時予定  



午後のebisu session (恵比寿セッション)

2部構成。第1部は

第1部私たち商店街の防災会議と題しまして、3.11以降最新の渋谷区の防災事情を渋谷区防災課より説明、数名の地元区会議員さんと不安や疑問、発災時のお客様誘導、従業員の案内誘導の実際を討議します。

第2部 加盟店読売カルチャーさんより、ゴスペルとウクレレの生音楽を聴きながら立食形式の交流パーティを致します。

ウクレレは杉本いわおさんと生徒さん、杉本さんは「杉本いわおとダイナミックウクレレサウンズ」のリーダー、「杉本いわおとウクレレオーケストラハーモニー」の創設者としても活躍中。

 
ゴスペルはT-ミノモさんと生徒さん。ミノモさんは養護施設、老人ホームなど多方面で音楽療法にあたる。国際飢餓、東日本大震災被災地でのチャリティーコンサートを行っている。

参加費 2000(会費1000円 被災地支援の寄付金1000)

●会場 イーストギャラリー 加盟店・恵比寿駅徒歩3分、渋谷区東3-24-7 

●参加には申し込みが必要です。  総務部長 馬塲 090-2469-6706  へお問い合わせ下さい。

2011年7月22日金曜日

子ども夏まつり in たこ公園を今度の日曜24日17時より開催!!

恵比寿・たこ公園にて、地元山下町会と東恵比寿商栄会(ニックネーム たこ公園商店街) 恒例、夏のイベント 子ども夏まつり in たこ公園を開催します。
たこ公園は保育園児や地区の協力で鳥取芝を植えました。心地よい青草の匂い、親水の水辺を新設してのハーフ開園。のこり半分は現在改修中。

開催日時 7月24日・日曜 17時~20時 雨天中止、繰り上げ終了する場合がございます。
会場 恵比寿東公園
内容 昔遊びこまとけん玉(アジアチャンピョン指導)、金魚すくい、宝物さがし、スイカ割り、ジュースと綿菓子、かぶと虫プレゼント、防災紙芝居、プチ花火。すべて無料。かぶと虫は抽選となる予定。

お願い  ①園内に置き場が確保できません又公道は往来の妨げとなりますので自転車でのご来場はご遠慮ください。
 ②ハイヒールは芝生を傷めますのでご理解とご協力をお願いします。


2011年7月21日木曜日

恵比寿・たこ公園の第二章、芝植え始まる

川とまちづくり ~恵比寿・たこ公園の取り組み~

http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/report/article19.html  

掲載 リンク期間に制限があるため、

私たち商店街の活動記録をこのブログに保管いたします。

企業ボランティア事例紹介


都会の中の小さな公園を、子どもたちが安全に遊ぶことができ、水や自然と親しめる公園として整備しよう!
近隣の商店街や地元の企業、保育園の子どもたちなど200人が集まって芝生の植え付けを行いました。
タバコや違法駐車などを一掃するために地元の人びとが編み出した思わぬ妙案とは。
童謡『春の小川』のモデルとなったと言われる渋谷川流域が、少しずつ生まれ変わります。
都会の中の公園
写真 5月中旬の水曜日、東京都渋谷区にある恵比寿東公園で、若者から高齢者までたくさんの人が集まって何か作業をしていました。

「何センチ間隔で植えるの?」
「どんどん植えていっていいよ」
「腰いためないようにね」

お話を聞くと、公園整備の一環として、芝生広場を作るために、芝生を植える作業をしているところだということでした。
写真 この恵比寿東公園は、周りをビルで囲まれた、都会の中の小さな公園です。
敷地の真ん中にシンボルとなるたこ形のすべり台があることから、通称“たこ公園”と呼ばれており、子どもたちの遊び場、近隣住民の交流の場として親しまれています。公園近くの商店街にも“たこ公園商店街”という愛称が付いています。
年に数回この公園をメイン会場として行われるフリーマーケットの日には、洋服やアクセサリー、おもちゃなどを売る人たちと並んで、商店街でも焼きそばなどの模擬店を出し、多くのお客さんで賑わいます。
現在たこ公園では、全面的に整備工事が行われています。この公園のすぐ脇を流れる渋谷川の再生事業に伴い、“川と町の一体的まちづくり”として、渋谷区と住民が協力して行っている事業です。
渋谷川の流れる地域は、かつて童謡“春の小川”のモデルにもなったほど豊かな自然が広がる田園でした。しかし近年では川の水量が減って異臭を放つようになり、環境の悪化が懸念されていました。そんな渋谷川が今回、都会の貴重な水辺空間として、再生事業の対象となったのです。
その一環として、たこ公園は、遊び場が少ない都会の中で子どもたちが安全に遊ぶことができ、水や自然と親しめる公園づくりを目指しています。
200人が集まって芝生の植え付け
朝の10時から始まった作業には、近隣の住民や商店、地元企業、保育園の子どもたち、渋谷区の職員などおよそ200人が集まりました。
写真 この日渋谷区から用意されたのは、芝の生産が盛んな鳥取から取り寄せた天然芝で、直径5cmほどの育苗用ポットに入っています。ポットから取り出した芝の苗は20~30cmくらいの間隔で植えていきます。近所の顔見知りの人が多いせいか、皆さん楽しそうに話をしながら作業をしていました。
敷地全体に均等に植えたら、束になっている苗が地面に広がるように足で踏みます。植えたばかりの苗を踏むのに少し躊躇しながらも、リーダーの町会長さんの声かけにあわせて、みんなで言われた通りに踏んでいきます。
写真 芝が地面を覆うほどに育つまでには3・4か月くらいかかるということで、今後は住民たちが協力をして、水やり、肥料散布、芝刈りなど手入れを行っていく予定です。
200人が協力して取り組んだおかげで、芝生の植え付け作業は2時間くらいで終えることができました。
商店街や病院も協力
“たこ公園商店街”の人たちも、お店の仕事の合間を縫って参加していました。

美容室を経営する馬塲成一さんは、
写真
「たこ公園は、自分たちのホームグラウンドですから、今後も公園の活動には参加していくつもりです。
ここは近隣の園児たちもよく来ていますから、芝生があると遊びやすくなります。でも、その一方で、瓶が割れた破片などがあっても気づきにくいので、安全面の管理は大切だと思います」と言います。

“たこ公園商店街”の方々は、月に一度地域のゴミ拾いを行い、町の美化活動にも積極的に取り組んでいます。
写真
恵比寿の眼鏡屋で働く泉谷明日実さん
「芝生ってこうして苗を植えるものだとは知りませんでした」
写真近隣の3つの保育園から参加した園児たち。先生のまねをしながら芝生の苗をちゃんと植えていました

また、公園の近所にある広尾病院からも、事務局長とスタッフの人たちが数名参加していました。
たこ公園から渋谷川沿いを少し東に行ったところにある広尾病院は、川に面した敷地に立体駐車場を建設する計画がありました。しかし、地元に根付いた病院として住民たちの声に応えようと、駐車場は川から少し離れたところに建設し、川沿いに緑を残す計画に変更しました。
“公園”を子どもたちが安心して遊べる“児童遊園”に
写真 たこ公園の整備活動のリーダーを務めているのが、渋谷区新橋地区町会連合会の会長を務める高根沢吉正さんです。75歳という年齢を感じさせないパワーでメガホンを片手に現場を仕切っています。

たこ公園の行政区分は“児童遊園”です。児童遊園とは、児童福祉法によって規定される児童厚生施設で、児童の健全育成のために、安全に遊べる場所を提供する屋外施設をさします。
写真児童遊園について記された、たこ公園入り口の看板 渋谷区内に数ある公園の中で、たこ公園の環境整備が優先的に行われているのは、再生事業が進められている渋谷川に近い場所にあることと、もう一つは、“児童遊園”として認められていることにあります。
「地域の子どもたちが安全に遊べるように、たこ公園を児童遊園にしてほしい」と、6年前に渋谷区に掛け合ったのが高根沢さんでした。児童遊園に指定されると、夜間のいたずらを防げる、周辺の違法駐車を締め出せる、園内の喫煙を禁止できる、などができるようになるのです。
高根沢さんは東京都の福祉保健局に自ら何度も足を運んで、届け出の文書を提出し、晴れてたこ公園は児童遊園になりました。
このことにより、かつて園内に置かれていた灰皿は撤去されました。今後は、公園の敷地を柵で囲い、夜間のいたずらや犬猫の糞害を防いだり、公園前の道路を一方通行にして違法駐車を防ぐなどの工事も行われるそうです。
写真
「福祉局にお願いに行った時は、『児童遊園の申請なんて何年ぶりだろう』と言われましたよ。でも、“児童遊園”として認められれば、子どもたちが安全に遊べる環境を作るために、区役所などにも意見を出しやすくなるんだよね。今日みたいに芝生を植えれば子供たちは裸足で走り回れるようになるでしょう。近くに3つの保育園と私立の幼稚園があるけど、都心だと園に庭がなかったりするから、子どもたちはきっと喜ぶだろうね」
時々、「そこ、早く動いて!」などと大声で仲間に喝を入れる高根沢さんですが、お話を聞くと、自分たちの町を安全で住みよい環境にしたいという思いが伝わってきました。
今後、水撒きや芝刈りなどの芝の手入れは、地元の町会が中心となって行っていく予定です。こうした作業については区の予算は決まっていないため、道具や人の確保などが今後の課題となっています。

以前からあった、公園のシンボルであるたこのすべり台は老朽化していましたが、今年初めにリニューアルされて、新しい“たこ”が設置されました。「“たこ公園”という愛称がある以上、たこは欠かせない」というのが、高根沢さんをはじめとする地元の皆さんの考えだったそうです。
写真撤去された 古いたこのすべり台 写真新しく設置された たこのすべり台
2011年7月19日掲載  取材: text/小保形 photo/福田伸之
たこ公園では、ほかにも住民が提案した「コウホネ池」を作る計画があります。
敷地の一角に池を作り、渋谷川にゆかりのある“コウホネ”というスイレン科の植物を植える予定です。
かつての“春の小川”の情景を思い描けるようなきれいな花を咲かせることができるでしょうか。その様子については次回ご紹介します。

2011年7月4日月曜日

リペアショップ アースさん、被災地の子どもたちにスニーカーを届ける支援報告

http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/company/company/article09.html

掲載 リンク期間に制限があるため、

私たち商店街のアースさんの活動記録をこのブログに保管いたします。

企業ボランティア事例紹介

リペアショップ アース

写真 東京都渋谷区、恵比寿駅の近くの商店街に、靴やかばんの修理をする『リペアショップアース』というお店があります。
このお店では、サイズが合わなくなったりして履かなくなったスニーカーをお客さんから引き取り、洗浄して、東日本大震災による被災地の子どもたちに送る支援活動をしています。
宮城県石巻市の小学校を中心に、これまで10か所に2360足もの靴を送り届けました。
スタッフ4名という小さな店舗でありながら、2ヶ月の間にこれだけの数の靴を送ることができたのは、スタッフ全員の思いや努力、そして多くの人の協力がありました。

下駄箱で眠っている靴を被災地に
リペアショップアースが石巻市へ靴の支援をするようになったのは、代表取締役である佐々木隆さんの義理の弟さんが石巻市の小学校で教師をしていることがきっかけでした。 写真
「地震発生から3日後くらいに、やっと弟と連絡が取れて、とりあえず無事だということがわかりました。その後何度か連絡をして状況を聞くと、家族は全員無事、だけど家は流されてしまったということでした」
弟さんとの会話で、今履く靴さえもなくて困っている状態だとわかり、佐々木さんはすぐに自分の靴を弟さんのもとに送りました。
「被災地のために何か支援ができないかと考えた時に、自分は靴の修理屋をやっていて、汚れた靴などでも、ある程度はきれいにすることができます。だから皆さんの家の下駄箱で眠っている靴を提供していただくことができれば、被災地の子供たちにもたくさんの靴が送れるのではないかと思いました。」
たくさんの人の思いとともに集まった2300足
写真
靴を集めるためにまず始めたのは、店頭に手作りのポップを置くことでした。目標としたのは、スニーカーを送る予定の石巻市立湊第二小学校の全校生徒分、230足のスニーカーです。
募集を始めて間もなく、活動を知ったお店のお客さんが、子どもと一緒に靴を持ってきてくれました。恵比寿で子供服の店を経営する石巻出身の方は、知り合いに声をかけて靴を集めてくれました。取引先の靴屋さんは、新品の靴を提供してくれました。
また、このお店がある商店街120店舗のお店も、靴の募集チラシを店の前に貼ったり、地域のPTAに呼びかけたり、靴の送料を負担するなどの協力をしてくれたのです。 写真
東恵比寿商栄会の会長で、青果店を経営する高橋則男さんは、
「自分たちの商店街のお店が支援活動をしていると聞いた時は、本当にうれしかったです。私たちも商売をしているので、作業を手伝うことはなかなかできないけれど、靴を集めることには協力しようと、みんなで呼びかけました。靴を持ってきたお客さんが、“リペアショップアース”さんのお店の場所が分からない時はうちで預かったこともありました。
地域の人にお世話にならなかったら私たちは商売をやっていけませんので、できることがあればやろうよ、ということなんですよね。」
写真
短期間で当初の目標を大きく超えた数の靴が集まり、お店の外には靴の入った段ボールが山積みになりました。
19~23cmくらいの小学生が履けるサイズの靴だけでなく、27~28cmの大きな靴、乳幼児が履く小さな靴、エコバックやリュックサックなども集まりました。
募集をしていたのは小学生のスニーカーでしたが、支援の気持ちを無駄にしないためにも、小学校以外の避難所にも大人用の靴などを送ることにしました。
佐々木さん自身もこれだけ多くの人の協力が得られたことには驚きを感じていたようです。
「やさしい人がこんなにたくさんいるんだね、とスタッフとよく話していました。たぶんみなさん被災した方のために『何かしたい』という思いは持っていたんでしょうね。そこにたまたま私たちが声をかけることができたから、これだけの支援に繋がったんだと思います」
スタッフの理解と協力
写真
靴を送るまでには、さまざまな作業があります。まず、ひとつひとつ靴の状態を見て、仕分けをします。状態のいいものは中のゴミや砂を取り除き、除菌をして、一足ごとにビニール袋に入れ、同じサイズごとに段ボール箱に詰めます。汚れのひどい物は、水と洗剤で洗います。
「洗う作業で手先がボロボロになってしまいました。でも、たとえ新品でなくても“足を入れたくなる靴”でなければ送ることができませんよね」と、佐々木さん。
作業を終えた靴を送る時には、知人にアドバイスをもらい、被災地の負担にならないように工夫をしました。
試し履きをしやすいよう靴を入れるビニール袋には必ずサイズを記入し、出し入れが楽なように袋の口は閉じませんでした。また、他の救援物資と混ざらないように、宛名は小学校名ではなく先生の名前を書いて送り、すぐに開けてもらえるようにしました。
新品の靴を送る時は、被災地でゴミが増えないよう箱から出し、はさみがない可能性もあるので値札は取る、というのはスタッフから出た意見でした。
このようなちょっとした心遣いが、靴を受け取った方に喜ばれたということです。
佐々木さんが、スニーカーの支援活動を行う時に一番気がかりだったのは、お店のスタッフのことだったと言います。
学校や会社が始まる年度初めの4月は、靴の修理屋さんにとっても依頼が増える忙しい時期ですが、3月末から呼びかけていた靴がたくさん集まり、被災地へ送るための作業も急ピッチで進めなければなりませんでした。 写真
「この支援活動は“やりたい”と私一人で先走って始めてしまったんです。通常の業務もあるのに、みんなには相当迷惑をかけたと思います。」
けれどスタッフの皆さんは、佐々木さんの思いを応援するように、通常の修理の仕事をこなした後に夜遅くまでスニーカーの洗浄作業や梱包を手伝ってくれました。

このお店に勤めて5年になる竹宮淳平さんは、 写真
「自分たちも地震があった日は家に帰ることができませんでした。大きな地震でかなりびっくりしましたが、その後テレビなどで被災地の映像を見たら、もっと悲惨な状況でした。
頭で考えるよりもよりも体が動いたという感じだったので、忙しいからどうのこうのとは思いませんでした。僕は普段も仕事が遅いので、忙しいのは変わらないかな(笑)」と話します。
頼もしいスタッフに囲まれて、佐々木さんは改めてそのありがたさを感じたそうです。
子どもたちに届いたスニーカー
4月11日に第一便として300足あまりのスニーカーが、石巻市立湊第二小学校に送られました。途中、沿岸部への配送が困難なため荷物が戻ってきてしまうというトラブルもありましたが、別の配送会社から送り直して、無事に子供たちの手に渡りました。
スニーカーを届けた石巻市湊第二小学校の安倍(あんばい)浩教諭からは、喜びのメッセージが届きました。 写真
『今回沢山の靴を送って頂き、本当にありがとうございます。
湊地区は、津波で全壊した地区で、着の身着のままで逃げてきた人達ばかりです。子供達は学校にいたのですが、下校した子供3名が残念ながら命を落としてしまいました。
しかし、下ばかりを向いてはいられません。先日、始業式がありました。登校した子供たちは、明るく友だちとの再会をとても喜んでいました。足元には、頂いた靴を履いてご機嫌でした。
まだ、校庭で遊びまわれるほど瓦礫の撤去が進んでいないため、暫らくは室内での学校生活になりますが、皆様の温かいご支援を胸に頑張っていきたいと思います。』
湊第二小学校を手始めに、石巻市内の湊小学校、中里小学校、荻浜小学校、住吉小学校などの子どもたちにもスニーカーが届けられました。
送り先の小学校の先生や、避難所で生活をしている方から電話や手紙が届き、スニーカーだけでなく長靴がとても重宝されていることや、大人用の黒い靴が欲しいといったニーズもわかりました。
人のつながりが大きな支援に
靴の募集は5月末で締め切り、現在は、店に保管されている残りの靴を送る準備を進めています。
商店主である佐々木さんは、被災地の商店の再建や経済の復興を考え、活動のやめ時についても検討しています。
「被災地で靴屋さんとして生計を立てている方がいるとしたら、今度は私たちが靴を送ることによって、ご迷惑になってしまうのかもしれません。 写真
ですから、今私たちが送る靴は、セカンドシューズとして履き捨てにして、次のステップに、地元の靴屋さんで新しい靴を買って欲しいですね。」

佐々木さんは今回の活動を振り返って、
「靴を欲しいという人がいて、靴を送りたいという人がいて、たまたまうちの店でできる作業とも合っていたので支援の窓口になることができた、という感じですね。
靴を集めてみて、みなさんの下駄箱の中に眠っている靴がこんなにあったとは驚きでした。よろこんで履いてくれる人がいて、靴のためにもよかったのかもしれませんね。
何より、この活動を通して人のつながりを感じることができて、私自身勉強になりました」と言います。
東京の小さなお店が「自分たちのできることを」と始めた活動が、大きな支援の輪となって宮城県石巻市に届きました。単なる物の支援ではなく、そこに込められた思いが、被災した方々の一歩を踏み出す力になることを願っています。
写真